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美白化粧品も、保湿目的以外にはほとんど役に立たない①

スキンケア化粧品の中には、美白をうたったものが数多くあります。どういう仕組みなのかを使用している女性に尋ねてみると、「美白の成分が肌の奥まで浸透して、細胞を活性化させて、シミの原因となるメラニン色素を排出させやすくするのです。年齢を重ねて細胞も老化すればするほど、美白の化粧品は必要だと思います」との答えが返ってきました。そして、さらにどんな成分が配合されているのかと聞くと、「たとえば、ビタミンC誘導体は抗酸化作用によって細胞を紫外線のダメージから守り、老化防止に役立つだけでなく、シミの原因のメラニン色素も生じにくくしてくれます。そして、他にもメラニン色素が作られないように働きかける成分はいくつもあります。

肌の細胞を活性化させて、メラニン色素を排出させやすくする成分もあって、肌の奥からスキンケアになるのです」といわれました。美容に関心の高い方は、美白成分についても知識をたくさんお持ちのことと思います。しかし、老化に伴い色素細胞がダメージを受けた肌にできたシミを、美白化粧品で消し去ることは難しい。シミやシワについては後で詳しくお話をしますが、肌の下の方にまで沈着したメラニン色素は、ホクロや入れ墨と同じように、幾ら化粧品を塗ったとしても取り除くこともできません。このようなシミは、医療機関において皮膚の奥まで到達する薬剤やレーザーを作用させる治療で消去するしかないのです。美白化粧品の成分には、

①沈殿したシミを肌の上へと運び、身体の外に捨てられるようにする、

②シミの原因となるメラニン色素が作られないようにする、

③メラニン色素が作られないように細胞への情報を妨げ、材料も利用されないようにする

といった働きがあります。