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化粧品は医薬品ではない①

百貨店やスーパー、ドラッグストアなどに行くと、化粧品売り場にはさまざまな商品が並んでいます。みなさんはどのような化粧品をお持ちですか。メイク落とし、洗顔料、化粧水、美容液、乳液、クリーム、ファンデーションの下地、ファンデーション、チーク、アイシャドー、アイライン、眉墨など、日頃使われているものはたくさんあると思います。これらの化粧品を選ぶときに、何を基準にしていますか。好みのブランド、ファッションリーダーの助言などを参考にする以外に、「美白」という言葉に反応しませんか。また、「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」配合の商品に、注目することが多いのではないでしょうか。

「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」については以前紹介しましたが、肌の表面に対する保湿効果はあっても、肌の奥へそれらの成分を届けることはできません。肌の表面から吸収できないからです。美白についても、それを本当に実現できるのかどうか、疑問を感じざるを得ないといえます。美白を実現するには、シミの原因となるメラニン色素を生み出す色素細胞にアプローチしなければなりません。美容液には、色素細胞がメラテン色素を作りにくくするような成分を加えたものもあります。同時に、メラニン色素を身体の外へ排出しやすくするような成分も入っています。

これらの成分に本当に効果があれば、すでに「美白」を誰もが手に入れていることになります。しかし、どんなに一生懸命それらの化粧品を使っても、シミは消えない。そんなときに、「自分に合った化粧品を探すのはたいへん」「早く探さないとシミがますます増えちゃう」などと悩まれるようであれば、化粧品選びを止めていただきたいと思います。どの化粧品を使用されても「シミは消えない」からです。化粧品は医薬品ではありません。つまり、化粧品の美白効果は期待できないのです。効果がはっきりしているのであれば、化粧品ではなく医薬品として承認を受ける必要があります。